《マーケティング》組織崩壊を防ぐ4つのポイント

目安時間:約 11分

 

ビジネスでのコラボや、チームが
途中崩壊したり頓挫する原因は経験上、
大体同じ理由でした。

その理由は、ちょっとした

「ズレ」が原因の場合がほとんどなのですが、

 

勢いとノリで役割分担がない場合も
要注意です。意見のぶつかり合いで
決定権も曖昧な為、
組織が崩壊する確率も多くなります。

 

 

特に「オンラインサロン」や
「コミュニティ」の運営も増えてきましたよね。

 

 

リーダー気質の人が複数人いたりする場合は
特に明確なルールが必要だと感じます。

 

 

そこで、
今回は「チームビルディング」についてお伝えします。

 

 

「チームビルディング」とは?

 

ジョイントベンチャー(JV)やコラボは、個々の企業や
会社の強み、商品やサービスを活かしてビジネスの
拡大を狙ったり、スキルをお互いが補って、
共通の目標を達成するためにチームを作ることです。

 

 

 

 

 

コミュニティ運営の目的の1つに、販売戦略だけでなく、
「ビジネスを一緒に作る為の人脈探し」の場合もあります。

 

 

 

では「チームビルディング」の定義とは何でしょうか?

 

 

 

チームビルディングの定義

 

2人揃えば組織と同じ

 

目指すところが同じで組んだのであれば、
その時点で「組織」の考え方が必要になります。

 

お互いが同じ目標を持っている。

 

行き先が違う船に乗せられたら喧嘩になりますよね。
これがないと続かず何かある度に問題が起こる原因になります。

 

お互いが協力し会える関係

 

いくら各自のスキルを活かす、と言っても、
「自分が1番だ」と全員が主張していたらどうなるか
想像がつきますよね・・・。
意外と多いのは、過去の栄光に縛られて人の話に耳を
傾けないでゴリ押ししてしまうのは崩壊を招きます。

 

リーダーを立てる

 

「ディレクター的な存在が必要」と言いましたが、
目標に導く仕事にもう一つ加えると「責任」があります。
責任の所在をハッキリさせておかないと、問題が起きた時、

「言った、言わない」の揉め事が発生し、
巻き込まれたくない人は「サ〜っ」と姿を消し、
組織が崩壊へと向かう可能性が大きくなります。

 

 

 

この様に、ビジネスではなく、趣味の組織だとしても、
定義の内容は変わりません。趣味の組織こそ基本、
役割の「責任」が生じないので秩序が乱れやすくなります。

 

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

4つのチーム(組織)運営のポイント

 

 

ビジネスにしろ、趣味のコミュニティにしろ、
チーム運営には共通したポイントがあります。

 

 

1、自分の不満を出来るだけ抑える。

  そもそも・・な話ですが不満を皆が言い出したら
  纏まるものもまとまりませんよね。
  不満に共感した派閥が出来、崩壊へと向かいます。

 

2、トラブルを大きくしない。
  上記と被りますが、火種が小さいウチに解決する
  必要があります。特に趣味のコミュニティなどは、
  責任の所在がハッキリしないと相談相手がわからず、
  手遅れになるパターンが多々、あります。

 

3、何をすれば良いのか明確に。
  メンバーの役割を明確にしないと、やらない方が良いことを
  知らずのうちに誰かがやってしまったり、逆に、すぐ
  やらないといけない事が放置のままになっていたり、
  またその責任をなすりつけ合うという事が起こり始めます。

 

4、やる気のある人の邪魔をしない。
  やる気のある人をみて「余計なことをするな」とか、
 「仕切るな・・」などフタをしてしまう人がいますが、
  仕切りたい人をリーダーにするなど、適材適所を意識する。

 

 

また、逆に『やる気のない人』を宥めて、皆でかばうのは、
厳しいですが予算や時間、期限があるビジネス上では、
進展を妨げ迷惑になるのでやってはいけない事になります。

 

 

 

チームの目的と理念を忘れていませんか?

 

 

メンバーが決まったら、もしくは趣味のコミュニティを
立ち上げる時に最初にやる事が、この組織はどこへ
向かっているのかを示す『目的と理念』の設定です。

 

 

ビジネスではあまり無いですが、趣味のコミュニティなどは
よく「なんとなく・・」からスタートしてしまい、
「なぁなぁ」になってしまい、トラブルが起きても
責任の所在もなく果てに自然消滅・・・という事も多くあります。

 

 

・目標
「次年度3月までに売り上げ1億円」など具体的な数字。

 

・理念
 このチームがお客様の売り上げのサポートと知名度の向上に
 貢献する為に結成されたチームである。という存在意義。

 

※この理念にそぐわない、または価値観が合わない場合、
   仕事や趣味でも着地点がズレはじめるので注意です。

 

 

 

言われるだけじゃ、人は動きたくない。

 

 

いくら素晴らしい目標や理念でも、聴く人によっては、
「キレイゴト」にしか聴こえませんよね。

特に会社や上司からの無茶振りの命令なら尚更です。

 

 

以外とスッポ抜けているのが『ベネフィット』です。
お客様には、頻繁に伝える『ベネフィット』を、
何故か身内に伝える事は少ないと思いませんか?

 

 

『ベネフィット』とは一言で言えば、
これを実践することで「あなたに訪れる未来」です。

 

 

・目標達成できたら特別休暇がもらえる。
 →3ヶ月後、あなたはどこへ行く?

 

・目標達成できたら昇進が現実になる。
 →昇進したら収入が2倍になる。何が出来る様になる?

 

・普段会えない人脈にも会える。
 →いよいよ、独立が出来るかも。

 

 

この様なイメージが出来ると、ワクワクしてきませんか?
俄然、やる気が出てくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

ここが、スッポ抜けると・・・、

 

 

 

 

今日中に3件は契約取ってこ〜い!
今月は、未達だ!休み返上で営業するぞ!

 

 

 

『売り上げ』だけを見て、メンバーの事は見ません。
そのうち、疲弊してどんどん、能率が落ちて行きます。

 

 

また、メンバーによって、仕事をする目的が、

 

 

・お金のため
・家族のため
・自分の趣味のため
・恋人のため

 

 

 

など、モチベーションの「火種」が違います。
モチベーションの「火種」になる様なポジションに
『ベネフィット』を提示してその人へ任せる事で、
「役割分担」も完成します。

 

 

 

自由を手に入れる為の縛り『ルール』

 

 

チーム独自のルール、コミュニティ参加のルールも決めます。

ルールがない=無秩序という事になりますよね。

無法地帯と同じでは、組織が機能するハズがありません。

 

 

何かトラブルが起きる時は『感情』が原因の場合が
ほとんどではないでしょうか。感情が原因で
崩壊するのではビジネスにとってリスクでしかありません。

 

 

例えば・・・、

 

 

・道具の保管場所
・報告書の定期提出
・遅刻などの罰則

 

 

など「感情」で統治するのではなく「ルール」で
統治するのが組織であり、チーム、コミュニティです。

 

 

 

 

 

 

そして、新たな問題が発生した場合はルールを
ブラッシュアップしないと、同じ問題は
2度、3度と起きてしまいます。

 

 

 

まとめ

 

実はこの『チームビルディング』は
冒頭でも書いた通り「2人から組織」なので、

規模は違いますが、恋人とのお付き合いの時や、
家庭などのプライベートでも応用ができます。

 

 

そのうえで、コミュニケーションは
「感情」ですが、チームは「目標」になります。

 

 

「目標」を達成するには、場合によっては「感情」を
抑える必要もあるので「人から嫌われる」ことも
あるかもしれません。

 

 

そんな時に必要なのが「ルール」なのです。
ルールは感情ではないので、スムーズに解決できます。

 

 

 

そんなことを踏まえつつ、

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

今日も良い1日を!

 

 

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