ショート・アップ・ライザーにしたかったのよ・・
ホントはね・・・
しかし・・・
結局、ブルホーン使ってる。
いつも、ライザー使うけど最後はブルホーン。
ショートアップライザーとは?

(イメージ)
分かりやすく言えば「こども自転車のライザーバー」
いや、サイズ的に実際そうでしょw
一応、真面目に説明すると、
ピストバイクのハンドルのバリエーションは
・ドロップハンドル
・ライザーハンドル
・ブルホーンハンドル
大きく分けてこの3種類があって、
ライザーバーは更に細分化していて、
長さが長いの、短いの、高さが高い、低いの、
グリップが手前側、真横・・と種類がある。
そんななか、700ミリ近いの長さのある
MTB(マウンテンバイク)の
ロングライザーバーが今、主流のスタイル。
とはいえ、大抵の人達は長さをカットして
600ミリ前後にハンドルを切って乗っている。
因みに日本の道交法では600ミリを超える
ハンドルは歩道走行禁止だったりする。
逸れたけど、トラック用のスポーツ自転車に
街乗り用のライザー(フラットバー)を
好んで使うのはスポーツバイクというよりも
カルチャー的な背景がピストには強いからだったりする。
スポーツじゃなくて、カルチャーのピスト

(イメージ)
1990年〜2000年前後に主にニューヨークの
メッセンジャー達が当時は安価で壊れない(にくい)
シンプル構造の使い古した日本の「競輪」自転車を
使っていたけど競輪用のドロップハンドルは
前傾姿勢で街乗りにはキツいため、
フラットなライザーバーを使い始めたのがきっかけだった。
進化?退化?短くなっていくライザーバー

(イメージ)
そんな、ライザーバーがどんどん短くなっていく。
その理由は車が多いニューヨークの街を走り抜けるには
横に長いハンドルは邪魔だしBMX出身ライダーは
色々なトリックを披露し始めたのも理由の一つ。
前傾姿勢もキツい、車線変更スリ抜けもキツい。
じゃ、どうするか?ハンドルを短く切っちゃえ、と実に単純な思考。
ピストのライザーも行き着いてブレーキレバーと
グリップが付く範囲を残してあとは全部長さカットという人も。
もはや、コントロール性も安定性全切り捨て。
その頃、ノーブレーキが社会問題になったのは黒歴史。
ほぼ、コブシと同じだけのサイズまで短くなる。
つまり本来は、ニューヨークの街中をスムーズに走るために
生まれたスタイル。コレが「ショートライザー」
ロングからショートへ原点回帰?!

(純正でこの広さ)
その約10年後、ピスト業界のカリスマピストクルーの
「MASH」がMTB用の超ロングライザーバーを付け、
サンフランシスコを疾走する映像が配信され
みんな、見たこともないスタイルに衝撃を受けたけど、
ぶっちゃけ、極端に短くなった反動かもね・・。
今では市販車のピストにロングライザーが
純正装着されるくらいにまで浸透しています。
そうなると「人と被る」のが嫌いなのもピスト界隈。
とはいえリスペクトも忘れないのもピスト界隈。
道路も家も狭くて交通ルールも厳しい日本では、
超ロングライザーはカッコ良さよりも、
駐輪も収納も市街走行も不便なことが多いのも事実。
ハンドルの実用的な長さは約480ミリ前後で、
ママチャリのハンドルサイズは大体そのくらい。
ママチャリは良く考えられていますよね・・。
そんななか、当時のピストを知るライダーは
「あの頃」の「超ショートライザー」が
最近、見直されて来ている感。
日本のピストカルチャー全盛時から約20年、
「超ショートライザー」のでリバイバル的な
要素もあるし市販車には無い「自分流」を表現できる、
クラッシックスタイルとして見直されつつあるのかも。
でも、結局ブルホーンハンドル?!

(日本発祥のRock Bikesに落ち着いた)
そんな「超ショートライザー」はある種、
自分の憧れスタイルなんですが「あの頃」の様に
好みのサイズ、カタチ、カラー、メーカーが無いのが悩みのタネ。
ロードバイクはドロップ、MTB、クロスバイクは
ライザーバーがアイコニックだけど、となると、
ピストらしいハンドルはブルホーンバーかなと。
51.151kmのブルホーンバー

(ロープロに乗ってたときもブルホーン)
「51.151km」はブルホーンが世に出た歴史的瞬間。
1985年にイタリアのモゼールというプロ選手が
ブルホーンバーを使い1時間で「51.151km」走行を達成。
戦闘機の様なロードバイク「TTバイク」の標準装備に
なりましたが今ではレースでは規制されその代わりに
DHバーへ置き換えられているんですね。
ピストにブルホーンが合う理由

(チネリに乗ってたころ)
超ショートライザーは「らしい」から好きだけど、
ブルホーンが現実的にピストでは使いやすい!
その理由は、
・幅がショートライザーと同じくらい。
スリ抜けがラクチンでグリップ位置替えもできる。
・街での登坂がラク。
ツノに近い部分を握るとドロップほど、
前傾でかがまないし、ヒザ周りが広々。
・スキッドが安定でしやすい。
ロングライザーは横方向の安定感だけど、
ブルホーンは進行方向の安定感。
どっちも試したけど自分はブルホーンの方が
狭い場所でも安心してスキッドができる。
まとめ

(イメージ)
もともと、ブルホーンもメッセンジャーが
普通のドロップハンドルをひっくり返して、
曲線部分をカットするとブルホーンになる、
「チョップド・ブルホーン」という文化?もあって、
そんな「自分流のヒストリー」が満載なのもピスト界隈。
「最後のストリートカルチャー」なんて言われているのもわかる気がする。
実用性と速さ、アートとスタイル、伝統と革新が
バランスしている自転車ってあまり無いと思う。


