結局コレか・・のブルホーンバー

目安時間:約 8分

ショート・アップ・ライザーにしたかったのよ・・
ホントはね・・・


しかし・・・
​
結局、ブルホーン使ってる。
いつも、ライザー使うけど最後はブルホーン。

 

ショートアップライザーとは?

​

(イメージ)

分かりやすく言えば「こども自転車のライザーバー」
​
いや、サイズ的に実際そうでしょw
​
一応、真面目に説明すると、
ピストバイクのハンドルのバリエーションは
​
​
・ドロップハンドル
・ライザーハンドル
・ブルホーンハンドル
​
​
大きく分けてこの3種類があって、
ライザーバーは更に細分化していて、
​
​
長さが長いの、短いの、高さが高い、低いの、
グリップが手前側、真横・・と種類がある。
​
​
そんななか、700ミリ近いの長さのある
MTB(マウンテンバイク)の
ロングライザーバーが今、主流のスタイル。
​
​
とはいえ、大抵の人達は長さをカットして
600ミリ前後にハンドルを切って乗っている。
​
​
因みに日本の道交法では600ミリを超える
ハンドルは歩道走行禁止だったりする。
​
​
逸れたけど、トラック用のスポーツ自転車に
街乗り用のライザー(フラットバー)を
好んで使うのはスポーツバイクというよりも
カルチャー的な背景がピストには強いからだったりする。

 

 

スポーツじゃなくて、カルチャーのピスト

(イメージ)
​
1990年〜2000年前後に主にニューヨークの
メッセンジャー達が当時は安価で壊れない(にくい)
シンプル構造の使い古した日本の「競輪」自転車を
使っていたけど競輪用のドロップハンドルは
前傾姿勢で街乗りにはキツいため、
フラットなライザーバーを使い始めたのがきっかけだった。

 

 

進化?退化?短くなっていくライザーバー

​
​(イメージ)

​
そんな、ライザーバーがどんどん短くなっていく。
その理由は車が多いニューヨークの街を走り抜けるには
横に長いハンドルは邪魔だしBMX出身ライダーは
色々なトリックを披露し始めたのも理由の一つ。
​
​
前傾姿勢もキツい、車線変更スリ抜けもキツい。
じゃ、どうするか?ハンドルを短く切っちゃえ、と実に単純な思考。
​
​
ピストのライザーも行き着いてブレーキレバーと
グリップが付く範囲を残してあとは全部長さカットという人も。
​
​
もはや、コントロール性も安定性全切り捨て。
その頃、ノーブレーキが社会問題になったのは黒歴史。
ほぼ、コブシと同じだけのサイズまで短くなる。
​
​
つまり本来は、ニューヨークの街中をスムーズに走るために
生まれたスタイル。コレが「ショートライザー」
​
​

ロングからショートへ原点回帰?!

(純正でこの広さ)

その約10年後、ピスト業界のカリスマピストクルーの
「MASH」がMTB用の超ロングライザーバーを付け、
サンフランシスコを疾走する映像が配信され
みんな、見たこともないスタイルに衝撃を受けたけど、
ぶっちゃけ、極端に短くなった反動かもね・・。
​
​
今では市販車のピストにロングライザーが
純正装着されるくらいにまで浸透しています。
​
​
そうなると「人と被る」のが嫌いなのもピスト界隈。
とはいえリスペクトも忘れないのもピスト界隈。
​
​
道路も家も狭くて交通ルールも厳しい日本では、
超ロングライザーはカッコ良さよりも、
駐輪も収納も市街走行も不便なことが多いのも事実。
​
​
ハンドルの実用的な長さは約480ミリ前後で、
ママチャリのハンドルサイズは大体そのくらい。
ママチャリは良く考えられていますよね・・。
​
​
そんななか、当時のピストを知るライダーは
「あの頃」の「超ショートライザー」が
最近、見直されて来ている感。
​
​
日本のピストカルチャー全盛時から約20年、
「超ショートライザー」のでリバイバル的な
要素もあるし市販車には無い「自分流」を表現できる、
クラッシックスタイルとして見直されつつあるのかも。
​
​

でも、結局ブルホーンハンドル?!

 

(日本発祥のRock Bikesに落ち着いた)

そんな「超ショートライザー」はある種、
自分の憧れスタイルなんですが「あの頃」の様に
好みのサイズ、カタチ、カラー、メーカーが無いのが悩みのタネ。
​
​
ロードバイクはドロップ、MTB、クロスバイクは
ライザーバーがアイコニックだけど、となると、
ピストらしいハンドルはブルホーンバーかなと。
​
​

51.151kmのブルホーンバー

 


(ロープロに乗ってたときもブルホーン)
​
「51.151km」はブルホーンが世に出た歴史的瞬間。
1985年にイタリアのモゼールというプロ選手が
ブルホーンバーを使い1時間で「51.151km」走行を達成。
​
​
戦闘機の様なロードバイク「TTバイク」の標準装備に
なりましたが今ではレースでは規制されその代わりに
DHバーへ置き換えられているんですね。
​
​

ピストにブルホーンが合う理由

 


(チネリに乗ってたころ)
​
超ショートライザーは「らしい」から好きだけど、
ブルホーンが現実的にピストでは使いやすい!
その理由は、
​
​
・幅がショートライザーと同じくらい。
 スリ抜けがラクチンでグリップ位置替えもできる。
​
・街での登坂がラク。
 ツノに近い部分を握るとドロップほど、
 前傾でかがまないし、ヒザ周りが広々。
​
・スキッドが安定でしやすい。
 ロングライザーは横方向の安定感だけど、
 ブルホーンは進行方向の安定感。
 どっちも試したけど自分はブルホーンの方が
 狭い場所でも安心してスキッドができる。
​

 

まとめ

​
(イメージ)
​
もともと、ブルホーンもメッセンジャーが
普通のドロップハンドルをひっくり返して、
​
​
曲線部分をカットするとブルホーンになる、
「チョップド・ブルホーン」という文化?もあって、
そんな「自分流のヒストリー」が満載なのもピスト界隈。
「最後のストリートカルチャー」なんて言われているのもわかる気がする。
​
​
実用性と速さ、アートとスタイル、伝統と革新が
バランスしている自転車ってあまり無いと思う。
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