動画撮影はカンタンです。今は誰でも
スマホの録画をポチッとすれば
ハイッ出来上がり!ってワケには行かないんです・・笑。
先日、とある企画の動画撮影に行ってきたんですが、
なかなか良い仕上がりでした!
今回の視聴者のターゲットはズバリ!
『次世代の超初心者』向けコンテンツ。
実は自分の様な背景を持っている人が
視聴者のターゲットなんです。
(自分は次世代ではありませんが・・)
《自国の神話を知らない国は滅びる》
こんな言葉があります。イギリスの歴史学者
『アーノルド・ジョゼフ・トインビー』は、
(Arnold Joseph Toynbee)
諸説ありますが・・・
「12歳前後までに自分の民族の神話を学ばない国は
例外なく滅んでいる」と説いています。
実際、戦後GHQによる3s政策にはこの要素も
含まれていたりしますが、
長くなるのでここでは端折りますね・・・。
話を戻すと、自分が津軽三味線をしている理由の1つに
学校では習わない日本の歴史を知ってもらうには、
世界共通言語の音楽、和楽器を入り口にルーツを
深堀りしていって知ってもらう、ということ。
もう1つの理由は良くも悪くも、業界の経済と市場が
伝統、しきたりに雁字搦めになっているのを知ったこと。
伝統は守りつつも、時は動いているので
ビジネスモデルは時代に合わせる必要があるんじゃないかと。
もう1つは、コミュニケーションツールとして。
『ノンバーバル』(非言語)言葉が通じなくても
音楽を通して世界と繋がれるツールだと思うんです。
幸い外国人の方が和楽器に関してはアツいです。
自分は30年間、サーフトリップをしてきて、
楽器はどこでも仲間が出来る「魔法のアイテム」だと
体感しています。そこに戦争は無いんですよね・・・。
いや、無いはずなんですが・・本当は・・・。
何が言いたいかはご想像にお任せします。
いずれにしても、
世界でも自己肯定感が低い日本人。
その理由は戦後政策の賜物で日本の
歴史をサラッとしか教えてこなかったから。
和楽器に触れて、日本のルーツをしり、
業界も潤い、外国人も巻き込み、経済も回れば、
みんなハッピーじゃない?というのが自分の想いなんです。
今回の動画撮影はそんな想いもあり、
自分は一部ですが協力させてもらった
(してもらった?)次第です。
撮影はカンタン。答えはノーだった・・
今は、スマホの性能も良くなってきましたよね。
録画ボタン「ポチ」ればあっという間に高画質の
動画が撮れますし、その場で編集もできちゃいます。
自分のライフスタイルに共感してもらう様な
動画ならそれでいいんですが、知識共有の
コンテンツだとそうはいかないんです・・。
コンセプト決め
今回は、全く知らない「超初心者」向け。
目的は「興味をもってもらう」こと。
ここでマニアックになっちゃダメなんです・・・。
専門的な知識をしょっぱなから言われてもね。
研究所じゃないんだから・・。
それは、実際、楽器を手に取ってからの話。
構成
どんな内容にするか?どこを削り、どこを残すか?
付け足しはカンタンなんです、
ポイントを残し削るのが難しい。
大体の時間枠も考えながらなので・・。
少し物足りないくらいが良い。次に繋がる。
100%伝えるのも良いけど、そこはリアルで
来てもらってから伝えれば良いので。
目的は「興味をもってもらう」こと。
シナリオ
本当は全部アドリブが面白いんだけど・・・
それは別の機会の別コンセプトで。
ただ、今回はキーワードだけ押さえて、
基本、お任せ。演者の特性を活かす感じで。
撮影
ビデオカメラは、2カメ+デジカメ。
手元用と全体用。照明機材諸々・・。
スマホ1つじゃないんです。
それなりにコスト掛かってます。(ご協力感謝です)
編集
自分はこの件では編集してませんが、
ちゃんと編集するとそれだけで数日かかります。
再編集となるとBGMや構成などもあるので更に大作業。
※動画の撮影の機材、編集ツール、段取りや
ノウハウには人により独自のメソッドがありますので
上記が全てではありません。
いずれにしても、
他の仕事や撮影場所の確保の関係で
ここまで約30日。このあとどうなることやら?!
追伸
今回、ご協力頂いたのは、
東京都北千住にある「ろじこや」さんです。
築90年以上経つ、古民家をそのまま、カフェとして
営業していて、佇まいは「和文化」そのもの。
オリジナルの『どらやき』の
シリーズもヤバいので観てみて!
↓
《路地裏寺子屋 rojicoya/ろじこや》
カテゴリ:津軽三味線(仕事率50%)