🎶か〜ごめ〜か〜ごめ🎶
そろそろ、後ろの正面が出るか?!
『邦楽ジャーナル』の9月号に
考えさせられた件。
『邦楽ジャーナル』の9月号が届いた。
邦楽界の奏者や師範クラスの人物などが
フューチャーされるのが通例だけど、
今回は、なんと・・編集長自らの特集。
なかなか、興味深い内容です。
邦楽ジャーナルとは?
邦楽ジャーナルは、1987年に創刊、
今年で37年、毎月発行されている
邦楽界唯一の情報誌なんです。
過去は他にも雑誌はあったそうですが、
今は残っていません。
邦楽は今も昔もニッチな市場?!
80年代以降、邦楽・和楽器の業界の
人口は右肩下がりの一途です。
邦楽ジャーナル創刊当時も周りからは、
ビジネスとしても将来が見えず、
創刊することを咎められたそうです。
しかし、邦楽業界、伝統を継承するにも、
純粋に音色を楽しんでもらうにも、
「情報」を発信しなければ「知られる」ことも
ありません。口コミを期待していては未来が無いと、
当時から編集長は感じていたのかもしれませんね。
さて、そんな編集長の「想い」を乗せて、
創刊されたジャーナルですが、
日本的な村社会的な体質から相当、
圧力を当初は受けていたそうです。
お前のモノは俺のモノ。俺のモノは俺のモノ。by ジャイアン
因みに当時自分は「波乗り」に没頭していましたが
70年代〜80年代は、サーフィンも同じで、
他所者が海に入るだけでローカル(地元人)から
いきなり殴られたり、罵声や嫌がらせを受けました。
そう、リアルジャイアンの世界だったんです。
(スネ夫的なヤツも周りにひっついていて草。)
それでも、めげずにその海へ通っていると、
認められて仲良くしてくれて、良い波を優先的に
譲ってくれたりしました。
この慣わしは、全国のクラッシックポイント
(年に数回しか波が立たない貴重な場所)ほど
強い傾向にあります。
理由は
「他所者は、良い時にだけ来て、荒らして帰るから」
つまり先輩から受け継いだポイントを守るには、
後輩が他所者を強制排除する、というのです。
そこで、もし、自分の正義を振り翳して
対立しようもんなら、もう業界事故レベルになります。
(業界にいた経験あり)
これって、
日本伝統業界の本質的な仕組みが似てません?
(やり方は別として)
『伝統を守る』と言う定義は正直??です。
何を以て伝統なのか?法律もありません。
ぶっちゃけ、ほとんど具体的な説明が出来ず、
究極、その人達が受け継いだ環境が、
「伝統」の場合がほとんどじゃないかと思います。
母校や会社の伝統って多くがそういう解釈ですよね。
勿論、キチッと説明できる方は居ると思いますが、
恐らく、人間国宝レベル界隈の話だと思います。
相手を認め、自分も認める
「自分を認める」というのは「我」のまま
行動するということじゃありません。
それは、単なる「自分を正当化」してるだけ。
「相手と考え方が違う自分を認める」です。
「それがあなたの正解なんだね、OK!、
そのうえで此処の波が好きなんです、俺・・」と。
その場所の「伝統」じゃなく「そこの波」が主。
だって、波に乗る為に伝統があるんでしょ?
伝統が先に来たらおかしい。それは「我」。
邦楽・和楽器に例えるとどうだろう?
伝統ももちろん大事だけど、
「和楽器の音色」「技術」「知識」「機会」が主。
何が言いたいかって、
先の波乗りの件、その後、自分がローカルに
認められる事によって、自分の仲間達にも、
ローカル達の想いが伝播して、仲間もあの乱暴な
悪態つくローカル達を皆んながリスペクトし始めた。
(同じ様に嫌がらせに同調するというこじゃない)
その結果、他所者が地元と一緒に海岸清掃をしたり、
災害の時は援助したりといった事が起きた。
今では、地元サーファーとその場所では御法度だった、
コンテストも共催してたりする。
メディアに取材される、共感者が増える、地元が活性化する、
問題が起きると署名がすぐに集まる。解決する。
親子世代が増える。エネルギーが循環する。
不良の遊びサーフィンが今や「オリンピック競技」だ。
勿論、消えた文化もサーフポイントもある。
海難事故など新たな問題も出てきた。
でも、それは自然な時代の流れ。
一方、昔ながらの「自然との一体」を求める
「ソウルサーファー」も相変わらず存在する。
サーフィンの伝統は消えていない。
むしろ芸能人を始め魅了されてる人が増え活性してる。
そこには、ビジネス的なマーケティングの
施策や知識も複雑に絡んでいる。
つまりなんにせよ、継続していくための「仕組み」。
邦楽・和楽器業界も、昔のサーフィン市場と
同じだな・・と思う。(個人の見解)
既に答えは出ている?!
と、いうことは
あとは業界、ジャンルを超えて、
「相手を認め、自分も認められるか」
体質、習慣、団体、しがらみ、
嫉妬、執着、妬み・・・・
まぁ、色々と考えればキリはありませんが、
いずれにしても37年、発行されている
『邦楽ジャーナル』の9月号、
ジャンルを超えて読んで頂きたい内容です。
P.S.
「かごめかごめ」=籠目=六芒星の形
カゴのの中のとり=十理=数理。
六芒星と数理=九星学
鶴=天
亀=地
滑る=統べる
つまり、天と地が統一したとき、
見えなかった事が表面化する。
業界なら特定の人達の利権だろうし、
ビジネスならマーケティング(仕組み)だろうし、
一般人なら「繋がり」かもしれない。
それは、一体なんなのか・・・。
(後ろの正面、誰?)
「相手を認め、自分を認められたとき」
(天地、表裏一体)
他流派、他ジャンル、異業種、官民、
邦楽・和楽器業界には今まで無かった何かと
繋がる(統べる)ことで化学反応が
起きるような気がします・・・。
※かごめかごめは諸説あります。
信じる信じないはあなた次第・・・。
今日も、良い1日を!