【大森駅】その和楽器の常識、間違っているかもしれません。

目安時間:約 9分

「和楽器はどうせ、難しいんでしょ?」
でも、実際に触ってみたら
意外とそんなことないんですよね・・。

和楽器は日本人の為の楽器


もちろん、突き詰めれば
シンプルなだけに奥はトコトン深いです。

もともと、和楽器は日本人の為の楽器、
私も楽器未経験からはじめて、今では、
祭りイベントの舞台で演奏することも・・

ぶっちゃけ、そんなことは、
数年前まで、夢にも思っていませんでした。

最初は、仕事の打ち合わせがキッカケで、
クライアントさんの会社でたまたま、
和楽器に触れたのが最初なんですから。

そう、たまたまの縁。。が多いです。
邦楽・和楽器の世界は。

 

 


​(和楽器展示会舞台ブース)

 

和楽器にハマる理由は?
実は、言っても理解できないことばかり。
体験した者にしかわからない『秘密』が多いです!

だから、
一般的にはマイナーなのかもしれないけど、
その「誰も知らない感」もまた一興。

もしかしたら、この体験があなたの
今後の人生にも影響してしまうかもしれませんが
それは、自己責任で・・・。

 

 

秘密がいっぱい詰まった『小鼓』

 

 

シンプルな見た目の楽器『小鼓』は、
オレンジの『紐』の握り具合で音程や音色が
変わるのが特徴。そんな楽器になかなか、
お目にかかることはありませんよね。

胴は「桜」紐は「麻」黒漆に蒔絵仕上げという、
日本の伝統工芸的品で見るだけでも価値はあります。
(体験用、稽古用では仕様が異なります。)

 

 

 

(鶴十郎先生@国際フォーラム)

 

 

三味線や小鼓など、起源を突き詰めると中国より更に遠い
インドへ辿り着きます。インドも日本と同じ多神教なので、
神事に使われる楽器としてのルーツが近いのは当然なのかも。

 

日本に伝来したのは奈良時代まで遡り、小鼓だけではなく、
様々なサイズの太鼓も一緒に伝来してきたそうです。

 

主に『能』や『長唄』などで大鼓、小鼓の組み合わせで使われ、
後に歌舞伎などを通して一般庶民にも存在が拡まっていきました。

 


また、能舞台で奏でる和楽器の音色と
「ヤ」「ハ」「イヤ」「ヨイ」などの掛け声が響く
独特な空間と相まって不思議な感覚になります。

 

 

因みに、紐の握り具合で音色を変えるのは日本独特の奏法で、
絶妙な「間合い」は流派により異なるそうなので、
その違いを楽しむこともできます。

 

 

 

知性と感情の違い?! DNAレベルの篠笛

 


そして、祭囃子でもお馴染みの『篠笛』も小鼓と同じく、
奈良時代と言われています。

 

日本では「神事」の時に使われることが多い和楽器。
神楽では「龍笛、高麗笛、神楽笛、笙、能管」など
たくさん種類があります。

 

(篠笛工房 和康さん)

 

 

和楽器は、洋楽器とは違い「間」や「自然の音」を
イメージし音楽で表現することも多い為(ホノマトペ的な)
笛によって調音や鳴り方なども違っていたりします。

 

 

また、地方などへ行くと、その土地の民族文化で
進化してきた篠笛があり、コレクション癖のある方には、
魅力的で保管場所も取らないのでハマると要注意な楽器です。
(音調により、何十本と持つ人もアリ)

 

なので、これまた、好みの音色に出会うにはある意味、
「縁」でもあったりしますが、洋楽の様な音調の
「正確性」に関して和楽器は一緒に演奏する人たちとの
「間合い」を尊重する傾向もあるので、

 

 

基準はあれど、見方によっては「正解がない」のも特徴です。
なので、和楽器は「難しい」と捉えるか「やさしい」と
捉えるか人によっても違うかもしれませんが、

 

 

篠笛は、フルートなどの金属では出せない
その場の空気にも馴染む、澄んだ音色が特徴。

 

 

 

何故か騒がしくも懐かしく癒される音色は、
日本人のDNAなのかもしれませんね。


機械工作ではなく、自然の大地から生まれた、
たった1本だけの竹から作られる楽器とも「縁」。
「あなただけの音」を聞いてみませんか?

いずれにしても、そんな中、
ご縁を頂いた歌舞伎座でもお馴染みの
邦楽囃子 福原流「福原鶴十郎」先生からの
メッセージをシェアします!

第4弾和ごとふれあいコンサート開催のお知らせです。
お聴き頂くだけのコンサートではなく、
皆さまが演奏に参加して頂く為の邦楽コンサートです。

能や歌舞伎でお馴染みの日本古来の楽器【小鼓】
そして今回から新たに【篠笛】を気軽に楽しく!
体験、発表しましょう。
3回のお稽古で素敵な能舞台での演奏が出来ます。

 


・A小鼓コース「セリの合方集」
・B笛コース「たこたこ上がれ」
      「かごめかごめ」「ほたるこい」


どちらかのコース、
または両方のコースも選択可能です。

 

 

 

 


演奏会、当日2024年7月14日(日)
会場は大森駅近くの能舞台、
髙橋舞台(JR大森駅より徒歩10分)

お稽古日程(3回)
6月23日(日)・6月30日(日)・7月7日(日)

各日
①10:30~11:30 Bコース篠笛
②12:00~13:00 Aコース小鼓
③14:30~15:30 Bコース篠笛
④16:00~17:00 Aコース小鼓


上記のお好きなクラスで
3回お稽古に参加して頂きます。
ご都合の合わない方は個別にご相談ください。

お稽古場は銀座線田原町駅すぐの岡田屋布施。

小鼓は無料、
篠笛はリース料2,000円でお使い頂けます。
(持帰り可能)

お子様、初心者、どなたでも参加出来ます。
小鼓・福原鶴十郎、福原鶴十紫、
篠笛・望月輝美輔、石髙万紀子
ほか講師陣が優しく丁寧にご指導致します。


正座が出来なくてもOK、
お洋服での参加もOK
(発表会の当日のみ足袋着用)


参加費(全4回)
子供3,000円、大人6,000円

舞台出演料 4,000円

AB両コース(お稽古、舞台料金込み)
子供10,000円、大人16,000円


『笛コース』は
別途楽器リース料2,000円(持帰り可能)


お一人でも、お友達と
また親子でもお気軽にご参加ください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております



お問い合わせ.お申し込み
和ごと株式会社 (福原)


電話:090-5993-9885
メール: wagoto.hogaku@gmail.com
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このご縁を機に日本の伝統芸能を
体験してみると、また違った見方も
できるのではないでしょうか。

 

今日も良い1日を!

 

 

 

 

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