【津軽三味線】エラそうにごめんなさい。でも真実です。

目安時間:約 5分

問題です。
なぜ、歌舞伎や民謡など『伝統芸能』が
今の時代にも残っているのでしょうか?

伝統芸能業界新たな課題『スピード感』

先人達の活動を尊重したうえで付け加えるならば、
答えは、時代に合わせた宣伝の仕方や、
演技のやり方、関わる人、場所、道具の素材など
時代に合わせてその時々の技術で再現して来たから
今も残っているんだと思います。


では、なぜ、
後継者問題など課題が起きるのでしょうか?



業界の構造など課題は諸々ありますが、
1つは、時代の変化とスピードアップ。
「インターネット」と「スマートフォン」の普及ですよね。


細かい説明は割愛しますが、
「スマートフォン」の登場からまだ17年で、
「インターネット」の普及は「Windows95」の
1995年、つまり29年前のことです。

 

 


その前までは、黒電話、ファックス、手紙の時代。
たった、30年たらずでここまで時代が変化したのです。


今まで業界内でしか知らない情報が、
昔なら何年か掛かって伝わる情報が、
一瞬で全世界へ配信できてしまう時代になりました。

 

 

この先、まだまだ、変革は起こりそうです。
30年前のスピード感との違いを、日本の伝統業界全体と
行政はまだ、認め切れていないのかもしれません。

 

 

既に伝統は壊れている・・・

 

つまり、なにが言いたいのか・・・?


​インターネットで、ひた隠しにされてきた
秘伝は丁寧に公開され、評判は世界中に知れ渡り、
楽器の製造方法、出所なども隠しても意味がありません。
海外の方の方が業界関係者より詳しいくらいなのです。

 

もはや『既に伝統は壊れている』といえるかもしれず、
「伝統を守るとは何なのか?」な時代です。

 

しかし、悲観することはなく、むしろ、
インターネットを通じ「継承するための方法」
「拡大のチャンス」は昔よりも増えたと思います。

 

 

 


あとは、それをどう使いこなすか?

 

 

「受け取る」ばかりでなく「発信」して、
結果も含めて「自身で取捨選択」する時代です。

 

 

 

しかし、怖いことも・・・・。



考え方によっては、取捨選択の時代なので、
日本人からは見限られ、今後は
相撲業界の様に、外国人が主体で増えたりして
一気に業界の衰退が加速する可能性もあります。

 

 

 

 

イメージ

 

 

 

 

プレイヤーのままか、経営者か・・・


では、今、何をすれば良いのか?


「伝統を後世へどのようにして伝えるべきか」、
現代で生き残るには、演者である前に個人が、
「経営者目線で考える意識」が必要な時かもしれません。

 

 

 

昭和のバブル期とは真逆の今、業界が潤うためには、
演者が潤うためには・・

 

 

 

この講座は、そんな時代のヒントになるかもしれません。

 

 

 

 

時代のスピードと潮流に流されて終わるか?
未来を先読みして、潮流に乗るのか?

 

あなたは、どちらを選択しますか?

 

 

 

 

 

P.S.

 

「精神性でありお金儲けとは違う!」と
たまに叱られることもありますが、
先生が稽古を続けるにも、
生徒が稽古をつけてもらうにも、
その精神性を修得するには最低限「お金」は必要。

 

ボランテァで教えてくれるなら、
いいんですけどね・・・。

 

 

 

道徳を忘れた経済は、罪悪である。経済を忘れた道徳は、寝言である。 二宮尊徳

 

 

ジャンルは違うのですが、

私も参加してみようと思います。

 

 

 

 

 

今日も良い1日を!

 

 

 

 

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