古事記としらすてらす

目安時間:約 11分

有名な神社の1つに

『出雲大社』という所があります。

多分、1回くらいは誰でも

聞いたことがあると思いますが・・・

 

その出雲大社は、日本の神話『記事記』に出てくる

大国主神(オオクニヌシノカミ)アマテラスに

争いでは無く話し合いで国を譲る時の条件として、

 

 

「私の住処として、高天原まで届く様な

大きくて立派な神殿を建ててください。

そうすれば私はあなたに国を譲りましょう・・」

 

 

と出来上がったのが出雲大社なんです。

 

 

 

 

日本が自ら争わない理由

 

日本は、侵略や武力を以て解決をするのでは無く、

相手の立場や名誉を尊重しつつ、話し合いで双方が

納得できる様にしましょう。という考え方を説いた話です。

 

 

大国主は、もともとオオナムチという名前で、

(昔はコロコロと変わる)80人神様の兄が居ました。

 

 

まるで「のび太」の様な扱いを受けながら、

兄達と他国の姫を目当てにした旅の途中に怪我をした

 

 

ウサギに出逢い、兄達は嘘の治療法を教え、

面白がり酷い目に合わせていたのですが、

オオナムチは親身にウサギに対応をしました。

 

 

そのウサギは感謝し別れる時、ウサギはある予言を残し、

オオナムチの元を去って行きました。

 

 

その予言とは、兄である八十神(ヤソガミ)達は

姫は射止めることはできない、オオナムチと

結ばれると言ったのです。

 

 

「のび太」の様なオオナムチは、そんな馬鹿な・・と

半信半疑だったのですが、ホントに「しずかちゃん」(姫)と

結ばれてしまうのです・・。それを見た兄たち八十神は、

 

 

嫉妬で怒り狂いオオムナチ、なんと2回死ぬことに・・・。

詳しくは「古事記」を読んでくださいw

 

 

 

 

いずれにしても、

修行を積んでスーパーサイヤ人の様になったオオムナチ。

その後は、兄たちと立場が逆転して国の主、大国主となるです。

 

 

さて、ここまではよくある話で、

ざっくり言えば、国王が誕生したのです。

 

 

乱暴に言えば「ジャイアン」になった「のび太」。

 

 

 

お前のモノは俺ものモノ、俺のモノは俺のモノ

 

 

そこまでは無いにしても、

国の所有権は国王が握ってしまいます。

 

 

当然、貧富の差も出てきます。

なんか、今の世の中に似ていませんか?

 

 

それでアマテラスはそんな地上を見て、

「これではいけない・・」と言い、遣いを出して、
大国主のところへ、国を譲る様にと言い渡します。

 

 

 

ところが人望も暑く、元々優しい大国主。

遣いの神様達は大国主と仲良くなってしまい、

 

 

 

アマテラスのところへ、何年も皆んな、

一向に帰ってきません・・・w

 

 

詳しくは「古事記」を読んでいただくとして、

この頃の大国主(国王統治)の仕組みを「ウシハク」と言います。

戦国時代を想像するとイメージが湧くかもしれません。

 

 

ウシハク

 

 

「ウシ」とは主のことを言いうそうです。

「ハク」は侍が腰に「刀を佩く」と言ったことから

『自分のモノにする』という意味合いがあるそうです。

 

 

反対に「シラス」は「知国」とも言います。

某時代劇でも言いますよね「シラスをいたす!」とか。

「しろしめす」とも言うそうですが、

 

 

「なぜそうなったのか?」情報を共有して解決策を

権力者が決めるのでは無く、民衆も知る権利があるんだよ、

という「民主国家」の仕組みなのです。

 

 

諸説ありますが、基本、江戸時代はその様にして
長年、平和な時代と暮らしが続いたそうです。

 

 

その後、明治を境に西欧の文化が多く入ってきたことで、

ある一部の人がウマみを牛耳る「ウシハク」の社会、

経済の仕組みが日本の日常へと入り込んできました。

 

 

つまり、日本人本来の「しらす」のしくみで生活し、

先祖代々、時代や世代を紡いできたDNAと、

新たな欧米の仕組みと教育で育ってきたDNA、

 

 

例えば「隠と陽」の様に正反対の考え方や、洋服と和服、

クリスマスとお正月の様にまるで違う文化も統合して

当たり前の様に受け入れる事ができるのも、
日本人の凄いところじゃないかと思います。

 

 

いずれにしても「なぜそうなのか」を誰もが知ることによって

共有しておくべきことを「しらす」(知)なのです。

 

 

 

メディアのテーマは、和の精神『サラリーマン金次郎』(?)

 

 

そのうえで幕府から資金をもらい尊徳の『知恵』で

災害対策をして農民を救った『二宮金次郎』(二宮尊徳)は、

こんな事を言っています。因みに・・二宮金次郎の像は、

 

 

「歩きスマホのカリスマ的先駆者」として

教育上良くない、と学校の校庭から追放か座ってます・・・。

(銅像二宮金次郎のせいにする道徳と責任の無さ。泣)

 

 

 

    『道徳を忘れた経済は罪悪である。

                       経済を忘れた道徳は寝言である。』

 

 

 

「今」どうするのか?

何かを感じ取ってもらえれば幸いです。

 

 

「しらす」=「知らす」

「てらす」=あなたも「照らす」(Terrace)が

「しらすてらす」の語源になっています。

 

 

 

今日も良い1日を。

 

 

 

 

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しらすてらす代表 小川 真実

 

1973年6月9日生まれ、BMX(バイシクルモトクロス)で
80年代、レースで関東6位入賞 フリースタイル全日本準決勝進出
2000年、ひたちなか市長杯レース3位入賞

 

約30年間、波乗りで4度「死に目」にあいながら海生活を中心にする。

サーフィンを続ける為に、海の近くの路線バス運転士を10年、
その後、何故か車内広告に興味を持ち退社。

勉強時間を得る為、水処理会社へ転職。

 

水処理施設で3年間、休日と夜勤の時間を使い、
マーケティングとライティングを独学しその後起業。

独立を機に呆れられて離婚。自宅を売却。

 

30年続けた趣味を辞め、借り入れなどすべて精算し、
ゼロベースから再出発を決意。
その後、師匠と出会い経営術、お金の使い方を学び、
それまで嫌いだった『経営者』に対する概念が変わる。

 

その後『帝王學』の概念や『日本の歴史』『戦争』に
関する重鎮などに出会い、日本人の精神性、文化、芸能を再認識。

 

同時に、和楽器業界の危機的状況を知り、
『一社日本和楽器普及協会』に加盟。

 

従来の欧米式のマーケティング手法に加え、
ビジネスの仕組みがほぼ、無い和楽器の業界へ
『和の精神』の要素も取り入れつつ、次世代へ繋ぐ為に、

 

日々、津軽三味線に・・いや、仕事に奮闘中。

PCと津軽三味線を持ち歩く『和のセールスコピーライター』

 

座右の銘は、二宮尊徳の
《道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。》

 

 

 

《業務内容》
・LP 制作・集客導線のご提案・メルマガ代行
・各種業務提携(JV)・和楽器展示会開催
・演奏イベント企画開催・和楽器教室のご案内

 

《業務実績》
・アフィリエイト記事執筆 (実績月商約400万円~)
・自己啓発系ビジネス講座メルマガライティング
・ビジネス英語講座メルマガ執筆
・ビジネス講座用 ASP向け見本記事執筆
・情報商材LPライティングで期間中約100名集客
・通販事業用ツール販売企業LPライティング集客
・ヒーラー、演奏家等、個人事業主向け集客アドバイザー
・事業専属販促アドバイザー (和楽器販売業等)
・飲食、整体、美容、医療関係、などHPの記事製作、他。

 

 

《その他》

・一社)日本和楽器普及協会 加盟(広報)
・一社)『和軸』認定 邦楽和楽器未来サポーター

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