夏といえば「盆踊り」。子供の頃の夏休みは、
夜になると「ドラえもん音頭」が聴こえてました。
最近は学校の体育祭でお馴染みの
「ソーラン節」も元々は盆踊りだとか。
そんな、華やかな雰囲気もある夏の盆踊りのヤグラと提灯は、
門前で麻幹を燃やして、先祖様をお送り迎えする
火に見立てて、先祖様と交流する為の目的があるそうです。
最初は「仏教行事」だった盆踊りは時代を経て、
交流の場となって各地で老若男女問わず人気があります。
普段、あまり交流が無い、近所の人や商店街のご主人、
家族でほんわかとできる時間を過ごせるのは、
ご先祖さまのおじいちゃん、おばあちゃんのお陰かもしれませんね。
そんな中、数日前に祖父(といっても義理の)が90歳で永眠しました。
中学位まで本当の祖父だと思っていたくらい、
親身になってくれお世話になったのですが、最後の約1年は
コロナ禍で施設の都合もあり、ほとんど会う事が出来ませんでした。
今まで「娯楽」や「夏祭り」の意味合いが大きかった盆踊りも
改めて振り返ると、来年の盆踊りは深みを増した見方が出来る氣がします。
短い日本の夏を楽しめます様に・・・。
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