組み立て後、老体にムチを打って、
ドン吹きの向かい風の河川敷を
4代目となるピストバイク、
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」の
テスト走行へ・・・その結果、
マジで疲れた・・・・ピストバイク組み立て、バラシ、試走etc,
何年振りだろう、台風の中、
3時間サーフィンした後のアノ感覚。(感情的なスッキリ感は無いけど)
今回マジ、燃え尽きました・・・。
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」
往復で30キロ超の道のり。レビューです!
そのインプレの結果です・・・
(あくまで第一印象)
AFFINITY Lo-Pro「遅い!」「重い!」「堅い!」
きっと今時の、アルミフレームのピストから
乗り換えた人なら、同じ感想だと思う。
ウワサはボチボチ、聞いていたので
この件は想定内だけど・・・。
確かに、向かい風のドン吹きだったてのもあるけど、
帰りは追い風のドン吹きだから、ね・・。
明らかに、エントリーグレードのアルミバイク、
ほぼ、ノーマル状態だった先代のバイク、
「エリージアン」の方が加速もラクでした。
対して、Lo-Proは、
向かい風のドン吹きだと、
最高速到達まで時間も掛かり、
その間に「アシ」も疲れてしまう。
前走者がいて、
車速を落とすと復帰がダルい。
ただ、フル加速で踏み込んだ時、
スラムのGXPタイプのBB(ダイレクトクランク用)と
JISカセットBBの違いはちょっと嬉しい。
通常のカセットBBは、脚の回転数で加速する印象で、
フルパワーだとBB周りがよじれる感覚があった。
(勿論、わかりやすく言えばの話で微々たる違い)
ただフレームがヘタってるのか、クランクが柔いのか、
BBの特性なのかは、正直不明。
GXPタイプは踏み込むと加速する感じ。
全然、よじれる感覚とかたわむ感覚とか皆無。
それが「堅い」印象にも通じるんだけど。
ただ、好みはあるかも。速くなる可能性はあれど、
最高速は変化ないと思う。
最終的には結局、自分の脚力次第です。
「遅い」と書いたけど、実際に遅いというよりも、
脚への負荷による「体感的な遅さ」なんだと思う。
短距離ダッシュの疲れやすさの違い、というか・・・。
所要時間は変わっていないから実際は、言うほど遅くはないです。
自分が乗ってきたクロモリバイクとしての
乗り心地はロードやピストバイクというより、
BMXに近い印象かも・・個人的には。
(そういう無骨さが好きだから良いんだけど)
ロングライドする感じじゃないクロモリ。
段差や、急な操作など、
ハードなライディングに耐える為のしなやかさ、って感じ。
あなたはどう思う?そんな「Lo-Pro」
クソすぎる〜 or サイコ〜の多分、どっちか。
アルミフレームからの乗り換えを考えてて、
期待値が高いと多分、人によりヤケドするかも。
結構、クセがあるので、
まず、試乗することをおススメです。
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」のインプレ(個人的見解)
・重い(頑丈)
何故、アルミフレームと同じエアロパイプ形状なのさ(笑)
その時点で見た目からしてすでに重そう。(そこがまた、良いんだけどね)
トリックしたい人には意外に良いかもしれない印象。
・ジャジャ馬セッティング
めっちゃ、ホイールベースが短くてコンパクト。
クイックな感触なのである意味、街乗りに向いているけど、
フロントホイールに爪先がガッツリ、引っ掛かります。
低速での急なハンドル回避では、立ちゴケに注意!
・デカい
長さはコンパクトだけど、タテにデカい。
Sサイズのフレームなのに、身長165で
シートポストをほとんど出すことができない。
「トムソン」のシートポストのロゴは「T」しか見えん。
地味にコンプレックスを抱かせる。
総じて、まとめると、
「尖りまくっている」「乗り手を選ぶピスト AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」
(イメージ)
レースの勝ち負けとかじゃなくN.Yの地元
メッセンジャーの為に作ったのがスタートとのこと。
過酷な道路環境で、車体を倒したり、ぶつけたり、
長期間、仕事で使える壊れないピストを・・となれば、
ある意味、納得の造りだと思うのです。
それに屈強であろう、メッセンジャーの「アシ」なら、
コレでも速く走れちゃうんじゃなかろうか・・・とも思う。
自分の脚力が如実に露呈する。
通常なら「クロモリフレームはしなやか」と言われるけど、
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」に限っては、
6061アルミチューブを使った、
先代のピスト「エリージアン」の方が
今思えばよっぽど、しなやかな印象。
フレームがヘタっていた可能性も否定できないけど。
Lo-Proの「ジャジャ馬」なハンドリングも
N.Yの街で、人や車をすり抜けながら走るには、
必要な性格かもしれない。メイン舞台は街中だし、
「高速の安定感」は不要なんじゃなかろうか。
いずれにしても、今時の感覚で
「アルミピスト」や「レーススペック」を
基準に求めて購入すると、多分ヤケドします!
逆に「ストーリー性」や「オリジナル性」で
考えると唯一無二なので良い選択になると思います。
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」はどんな人に?
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」はどんな人に
向いているかと言えば、
・メッセンジャー文化が好きな人
・脚力がソコソコある人
・自分のスタイル・コンセプトが明確な人
・既に複数持っている人のセカンドバイク
・ちょっと変わった人
・絶対的な速さより、タフさを求める人
・予算がある人(予算20万以下の構成だとツラいかも)
とにかく、
同じ河川敷の同じ時間帯で同じ距離、
ほぼ、今までと同じ条件で
走っての感想だからまあぁ、そうなんだろう。
Lo-Proをディスっている訳じゃなく、
乗った瞬間に好き嫌いがハッキリする車体だと思う。
なので、「なんか違うな・・」といって
すぐ手放す人と「オモシロイ」と長年乗り続ける人、
ニーズは極端に分かれるだろうなぁ・・。
もしくは、最初から
「ゆる乗り仕様」にするのも良いかも。
そんな感じ。
いずれにせよ、
時間を掛けてジャジャ馬を手懐けたいピスト乗りには、
飽きの来ないサイコーの相棒になるんじゃないでしょうか。
僕は、そっち系です。
カラーやマイナーチェンジだけで、
「あの頃」のまま、ある意味生き残っている感のある
AFFINITY CYCLES「Lo-Pro」サイコーです。
末永く乗れるピストには変わりないと思います。
今日も良い1日を!
P.S.
感じ方は人それぞれ、
正解はありません・・
あくまで、個人的な見解です。
P.P.S.
先日、都内を100キロ近く走るハメに・・・。
(理由は別記事にて)
都内の長距離は初めてだったけど、
河川敷走行と全然、印象が違う。
ユルノリじゃなく、車の流れに沿って
ソコソコのスピードで車線変更しながら、
街中を流すと性格が活きてくると感じました。
足の爪先は当たるし、高さもあるし、
逆に、ユルノリは疲れるかも。
あ、あと青山、
渋谷辺りの坂道発進は、車体が重くてダルいw
(アルミフレームと比べて)
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