今日は在宅に付き、
宅配便の納品ラッシュの我が家。
そして遂に、アレも来ました!
モヤモヤの正体
(イメージ)
私、仕事に巻き込むくらい、
津軽三味線も大好きですが、
一つだけ、モヤモヤがあるんです・・・。
それは、三味線演奏中は「移動」しない(出来ない)こと。
「は?」なんて声が聞こえてきそうですが、
今まで、サーフィン、車、バイク、スケボー、
スノボー、ピストバイク・・・などの趣味は
「乗り物」➕「移動」がセットになっている。
楽器は演奏している間、もくもくと、
景色も変わることなくじっと、しているわけで、
たとえ、楽しくても悶々とする部分です。
ライフスタイルとして、津軽三味線を背負って、
ピストで移動して好きな場所へ演奏しに行く・・
なんてのが実は夢だったりします。
(実際にやるとなると意外と過酷だろうけど・・・)
そんななか、前回お伝えしたとおり、
自分にとって「ちょうどいい」感じだった
2017年式のピストバイク、
LOCALBIKESの「エリージアン」から、
2020年式のAFFINITY CYCLES「Lo-Pro」へ乗り換え。
理由は、前回の記事に任せるとして、
ずっと、カスタムイメージしていた姿のままで、
現実に中古車が出てきたのはなんなのか・・・。
そんなことある?って感じの出会いでした。
「コツコツとカスタムするのが醍醐味でしょ?」という
意見も分かりますが、今のライフスタイル的に
そこへ時間を割くのが今は、ちょっと現実的じゃなくて・・・。
隙間時間に「漕ぐこと」にフォーカスしたい気持ちが強くて、
今回は、パーツを「悩み、選び、イジる時間」はパスした。
ピストにまつわるマイ・ストーリー
メッセンジャーのムービー
プレミアム・ラッシュ(超特急便)
そもそも、
「なんで、ピストに乗ってるんだろう?」
「他の自転車もアリなのでは?」とか思ったり・・。
そんなことを思い返しながら、
メッセンジャースタイルばかりの頃まで遡った。
当時、2007年前後の写真を見ると・・・舞台はブルックリン。
当時メッセンジャー達に人気で使用していたのが、
AFFINITY CYCLESの「Lo-Pro」だったとか。
普通なら自転車の性能を重視して、ってなりがちだけど、
レースでの勝ち負けでなく、仕事用としても敢えて頑丈で
アルミより重いクロモリスチールを選んで、
地元のメッセンジャー達のために・・という、
ストーリー性にヤラレた。
「あー、やっぱ、あの時、買っとけば良かった・・・」
と、諦めかけていた頃・・・
売りに出て奇跡的に嫁いでくることになった。
「20年後、やったことよりも、やらなかったことを後悔する」
トム・ソーヤの冒険の作者、
「マーク・トゥエイン」の名言。
今回、結構、
代償も支払ったけど、まさにそういうことですね・・・。
L.AスタイルとN.Yスタイル
(イメージ)
気付いたことがある。
今まで乗ってきたピストも結構、気に入ってた。
1台目は「リーダーバイクス キュア」
今回のAFFINITY CYCLESの「Lo-Pro」と同じ形状の
前下がりフレーム。ただアルミ製で軽い。
その「軽さ」故に
色々とヤラレた一台だった。
納車の帰り道、夜に走行中、
目の前の坂道が急にステア階段になり、そのままジャンプ!
暗闇の中、5段ずつ、2セットは焦った・・・。
(BMX経験のお陰でチャリも壊さずに無事クリア)
おいおい、初っ端から「何か」ありそうな予感がした。
次の日から仕事の移動に毎日使ってたけど、
ある日、カフェに仕事へ行く途中に事故に遭う。
フルスピードからのスキッドで、見事宙を舞った。
軽いのが災いして、道路の継ぎ目に弾かれた。
流血したまま、カフェで2時間仕事。
仕事の納期も近くて気にしてなかったけど、
今思えばカフェにいる人にとっては、
片腕から流血し、血だらけのTシャツきて、
もくもくとPCを打つ姿は、ホラーでしかない。
帰りに包帯と薬を買いにスーパーの
薬局に寄って、おっちゃんに傷口を見せたら・・・
「救急車で病院行ってください・・・」と諭された。
救急車嫌いなので断り、その傷は未だに残ってる。
そのあと、駐輪場ですぐに盗難される。
納車後、1ヶ月でフラれた曰くツキの1台。
初めてのピスト。ワクワクがモヤモヤでしかない。
脱線したので、他2台は割愛する。
そんな感じ?で、
メッセンジャーを意識してきたけど、(事故は違う)
思えば全てのピストはL.Aのメーカーだった。
L.Aスタイルは、土地柄なのか、乗り方も
スケボーやBMXの延長上にある様なスタイルだったり、
加えて、なんだか垢抜けオシャレ系。(個人的な見解)
(嫌いじゃないけど)
「モヤモヤ」の原因はこれだと気づいた。
そもそも自分のスタイルは、「あの頃」のスタイル。
スケートボード界隈的に言えば「オールドスクール」。
乗りたいのは「アスリート系」でも、
「トリック系」でもなく、
「クセのある尖ったヤツ」に乗りたいと思った。
スケートもスノボも、BMXもサーフィンも、
そうなんだけど、全部オリンピック競技になってしまった。
クセの強い尖ってたカルチャーが、
クリーンなスポーツになってしまった。
(悪いことばかりじゃないけど)
道具も感性より、理論的な設計になってきて、
乗り手のスタイル(アート性)も画一的で薄くなって・・・・
Style is Anything!
いずれにしても、イライラしながら、
何かに勝つことより自分の「世界観」を大事にしたい。
モヤモヤしたくないし、ワクワクが良いよね。
ピストも津軽三味線も・・・。
あ、すっかり完成写真忘れてた・・・。
今日も良い1日を!
カテゴリ:ピストバイク(100%趣味)