春本番、和楽器業界もイベントラッシュ!
同じ時期にライバルがひしめき合う時期でもあります。
そんな、イベント告知のヒントを少しだけご紹介!
イベントの目的(コンセプト)は何?
「イヤ、演奏でしょ」と聞こえてきそうだけど、
・ファン作り
・技術を認めてもらいたい
・スターになりたい
・儲けたい
・家族のため
・幸せを感じたい
・楽しみたい(楽しませたい)
・知識を提供したい
・欲望を満足させたい
・社会貢献したい
ちょっと、ゲスいかもしれないけど、
心のフィルターを外した時の深層心理、
欲求として
ざっと、こんな感じじゃないでしょうか?
「全部入り」にしたい気持ちは分かりますが、
敢えて1つに絞った「深層心理の欲求」が
コンセプト決めの際のポイントだったりします。
沢山書くことじゃなく、どれだけ伝えるか。
「全部入り」にすると、沢山書くことになります。
なので「文章が苦手」になる原因になったり、
「何を書いて良いか解らない」原因に。
じゃ、どれだけ伝えればいいのか?
・イベントの内容
「〇〇さんがゲスト出演!〇〇Live開催決定」など
・どんな人に来て欲しいのか
「〇〇が好きな人集合!」とか、
「〇〇演奏会」の〇〇の部分が訴求にも繋がる。
・開催する目的
「チャリティー」や「ニューリリース」など。
これって、フライヤーとか普通に書いている
内容だと思うんですが、メジャー芸能事務所が
作るフライヤーと素人のフライヤーの違いって
同じA4サイズでも「伝えるキーワード」が違うんですね。
微妙な違いなんだけどピンポイントで伝えるのが上手い。
DM、やメッセージで伝えるとき。
申し込むか「決める」要因は「感情と重さ」
「感情と重さ」ってなんぞや?
って話だけど、イベントなら決済を決めるまでの
会場までの時間、当日までの日程調整、金額、
行くべきか見逃すか、楽しそうか、
そうじゃないか、ってことになります。
例えば、同じ車種の車でも・・・
実車を買う時は・・・重い(慎重)
ミニカーなら・・・軽い(衝動的)
例が極端だけど・・汗
ちょっと、高価なイベントでフライヤーや、
SNSなどで『ワンステップ集客』する場合、
つまり、1つの媒体で募集する場合は長文で
「なぜ高価なのか、他との違い、メリット」など
しっかり伝えないと心のハードルが取り除かれません。
(特に新規ファン獲得を狙うときなど)
「無料ライブ」の場合、心理的ハードルは低いので、
軽くサクッと「友達と来てね!」でも通じます。
また、SNSやフライヤーで告知して、
メルマガやLINEへ誘導してから申し込みさせる
『ツーステップ集客』の場合、SNSやフライヤーは
「短文」でOKです。(詳しい説明は誘導先でするので)
でも、多くの場合『全部同じ熱量』で
伝えがちではないでしょうか。
ターゲットでも変わってくる「感情と重さ」
例えば・・・
・忙しい人(経営者、専門職)=短文
仕事がある平日の告知は短文の方が読まれる。
・別に無くていい物(趣味、コレクション)=長文
特に「知識」が無い新規獲得が目的の場合。
・有名な物(ブランド品、有名人)=短文
ファンなので説明の必要がない。
因みに・・・
・必要な物(生活必需品、消耗品)=短文
イベントとは関係ないけど、参考までに・・。
最後に「広告(PR)の役目」は?
最後に「広告(PR)の役目」は・・・
1、商品やサービスを直接販売(契約)する。
今回の場合、イベントの申し込み決済に当たります。
2、新規顧客(ファン)の創出
ライヴで知ってもらう、ファンクラブに入ってもらう。
3、イベントの認知度を上げる
知ってもらわないとそもそも開催する意味がありません。
4、ブランディング
個人や、グループのイメージ確立。
後の集客の自動化へ繋げるため。
告知のタイミングや広告媒体によって、
その時々、伝える内容が変わります。
まとめ
・読み手の層に合わせた欲求の内容
・読み手の「疑問」(価格、ルール、セトリ紹介など)
に答えている内容
・読み手の興味心を刺激するワードか
・推薦の言葉があるか(効果大)
・特別特典(早割、プレゼントなど)
特に最後の2つは可能ならお勧めです。
いずれにしても、いかに「不安や迷い」になる、
「心のハードル」を1つでも取り払うことがでれば、
効果が表れると思います。(簡単じゃないけど)
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カテゴリ:マーケティング(ビジネス)