数年前、政府が副業推進をしましたが、
今の実態はどうなってるんでしょう・・・?
インターネットの発達もあって、
自宅で人目を気にせず表現ができる環境のおかげで、
SNSなどを使い、昔より自己表現で収入を得る事も
オープンになったとは感じていますが・・・。
そんななか今は「副業」という表記から、
「復業」という表記を多く見かけるようになりました。
ただ、氣になるのが・・・出会った中で、
「複業」と考える人と、「副業」と考える人とでは、
少し、ビジネスに対する
意識の違いや振る舞い違ったので、ご紹介します。
個の時代=個人主義?
戦後、欧米文化の影響をうけてなのか、
「個の時代=個人主義」の時代と解釈をしている人が
意外と多い氣がします・・
実は「カウンターカルチャー」の世界に
ドップリだった私もその一人でした。
昔から日本人は「自分の主張をしない」とか、
「人へ言いたいことを言わない」など、
今思えば、本当はポジティブな、日本の精神性なのですが、
なんとなく、ネガティブに言わる事が多いですよね。
当時の私も、「日本文化クソ喰らえ・・」でした。笑。
自分の好きな仕事だけをする。
自分の思ったとおりの事をする。
自分との考え方が違う奴とは関わらない。
自分は自分、あなたはあなた。
自分でなんとかして。
一見、自己啓発系の「成功法則」にも出てきそうなフレーズですよね。
「自分をもっと大事にする」ストレス社会を生き抜くには、
確かにそのマインドは大切なのですが、一歩、間違えると、
自己中心的な振る舞いにもなりかねませんが、
視点を変えると、全く違う解釈になります。
「個」ではなく「個性性」
つまり「個の時代」ではなく、「個性性の時代」だと言う
視点で観ると「光と影」くらい意味が違ってしまいます。
(日本語ってややこしいですね・・w)
私は、〜という目標を達成する為に〜をしなければならないので
その為にはみんなとも協力しながら、助け合うし、
それで、お互いがお互いの目標に近づければ良いですよね!
その代わり、ひと段落するまで、それ以外の全く違う事に手を出したり、
お誘いをお断りすることもありますけど、ごめんなさい。
ちょっと極端に書きましたが、「軸」が明確ですよね。
どう言う事かというと、一言でいえば自身の行動や仕事に世間に対して
「責任」と「覚悟がある」対応ではないでしょうか。
面白い例があります。
私のビジネスで出会った人で、反応が明確に違った事例がありました。
上記の吹き出しのセリフは実際にあった内容なのですが、
なるほど!素晴らしい目標ですね!
私の方向性とは違うからそういう事なら仕方ないですね。
その目標を応援しますね!
実は私は〜さんという方を知っているから、もしかしたら
ジョイントしたら良いかもしれないなぁ。
お互いがお互いを尊重して、尚且つ、「応援」をしてくれました。
実は、このあと、知り合いの方をご紹介することで、
新たなアイディアが生まれ、それぞれの個性性を見直す事で
3者が目指す『目標の共通点』を再発見し、関係性は続いています。
一方で・・・
なんか、あの人、イケすかない態度ですね・・・(イラっ)
せっかく、誘ったのに・・
この方はこれからは「個性を活かす時代」だと主張し、
「個性的」な企業で活動をしてましたが、その後、関係性は途絶えました。
個性に対する視点の違い
何が違うのか・・・どっちも言う事はわかりますが、
・前者=その人の根幹にあるモノを観ている。
・後者=その人の表面的な印象で観ている。
「視点」が違うのです。
まとめ
リモートワーク、終身雇用の終焉、年金問題・・などなども絡み、
自由に働ける『個の時代』の到来・・と言われる事がありますが、
「裏テーマ」として自分自身と世間に対しての
「責任」と「覚悟」も生じます。
「自由」を得るには「代償」もそれなりなのです。
ビジネスではイヤな印象な奴ほど、軸があり、
あなたの助っ人になり得る、イイ奴かもしれません。
《個の時代》と《個性性の時代》
視点が違うだけで、似て非なるモノですよね・・・。
こんなことも、
仕事でレターを作るときは考えていたりします。
今日も良い1日を!