《津軽三味線》アクセルとブレーキ

目安時間:約 5分

 

よく、人の精神状態や状況、
仕事環境の例え話で使われる言葉ですが、

 

『車のアクセルとブレーキを同時に踏むとどうなるか・・』

 

 

気持ちは前に進もうとしているけど、
資金がないとか、環境が許してくれないとか、
ストレスフルな時の感情を表しているんですが、

 

 

 

そんな状況が続くと、エンジンが焼き付いて
壊れてしまう様に人間も精神的に壊れてしまいます。

 

 

そもそも、一般的な車の運転で

『アクセルとブレーキを同時に踏む』なんてありませんが、

 

 

 

レースの世界では、スタートダッシュで「ドカン!」と
ロケットの様に飛び出す時に使ったりします。

 

 

 

 

 

人間もそれならいいと思うんです。

 

 

 

例えば、新事業を「ドカンっ!」と
スタートアップするために色々と

 

 

 

一進一退、議論しながら「その時」まで
エネルギーを溜め込んでおく・・・とか。

 

 

 

色んな企業のスタートアップを仕事で見てきたのですが、
個人的に和楽器の業界って和楽器店の撤退や高齢化による
職人の減少、後継者の不在などなど・・・・。

 

 

 

『伝統を継承しないと・・でも難しい・・』

 

 

 

まるで悶々と『アクセルとブレーキ』を
同時に踏んで唸っているみたいな印象です。

 

 

 

 

 

 

そんな中、池袋まで、あるコミュニティの場へ
行ってきました。ここの支部には初参加だったのですが、

とても自由で尺八、箏、三味線、三線などの和楽器から、

 

 

ヴァイオリンまで集まり、老若男女、各々が
練習しに来ていて、とてもいい雰囲気でした。

 

 

 

コロナ禍以降は和楽器題材のアニメの影響や、
巣篭もり需要の影響、動画配信の影響なのか、

 

 

いずれにしても
ポツポツと「芽」は出てきている印象です。

 

 

 

あとはその芽を摘まない様に

どう育てながら、業界を活性化させるか?

 

 

 

知人も何人か参加していたので、
楽器練習もソコソコ、ビジネス談義。

(会場のメンツとしては異質なグループw)

 

 

伝統は伝統として、活性化は活性化として、

時代に合わせた施策が必要だと感じています。

 

 

 

・三味線、和楽器の原材料の実態
・見た目と本質
・業界と世間のギャップ
・伝統継承の本質
・今、出来そうな行動
・資金の問題

 

 

 

などなど、音色を聞きながら、
マーケティング施策案と販売戦略会議・・・。

 

 

 

吉田松陰の松下村塾の様な

楽器練習だけのコミュニティでなく、
問答できる寺子屋もあってもいいかもww

 

 

 

 

 

でも、今の業界の仕組みだと内部で
お互い情報共有するのはキツイかなぁ・・。

 

 

「いや、ボトムユーザー同士なら出来るか?」

 

 

『和楽器×マーケティング』そろそろ、そんな
ハイブリッドなコミュニティでも作ろうか?

 

 

 

そんな事を話しながら、夜ご飯は、
千駄木の民謡居酒屋「おばこ」へ・・・。

 

 

 

 

ここからが楽器の練習?!

 

 

 

 

 

 

 

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