「SNSって苦手なんです・・・。」
そんな人、多いですよね。
個人情報などセキュリティの問題とか、
自分の時間を奪われたくない、または、
相手にも気を遣うので面倒臭い、というのが
理由だったり、人によって様々ですが、
そんななか、ご自身や会社のブランディングの為に、
ビジネスとしてSNSを活用している方も多いと思います。
自身や商材の認知度を上げるためには広告費の中でも、
最小限なので戦略的に使わないテはありません。
接触頻度を多くすることで『ザイオンス効果』を
得て自分の素性や実績、商材を知ってもらい、
信頼関係を築いてビジネスへ繋げると
いうような集客ファネルを作ることが出来ます。
ただ、いくらビジネス目的とは言え、
受け手によっては、お友達感覚で接してきます。
(ある意味、それが狙いだったりもするのですが)
SNSが苦手な人にとっては、広告と違い、
不特定多数の人とダイレクトに繋がれてしまうので、
色々と負担になることもありますよね。
そんな時は『00広報部』とか『00運営事務局』など、
「第3者」的な立場でSNSを活用すると、
精神的にもラクになるかもしれません。
もしくは、アバターなど、自分の身代わりに
キャラクターを使うのも良いと思います。
ただし、セールスライター的な視点で言えば、
やはり、パーソナル面を公開(自己開示)した方が
親近感が湧き信頼されやすい、という面はあります。
そんななか、投稿内容と噛み合わないチグハグな
コメントのやりとりを見たことはありませんか?
擬似的なコミュニケーションや意図的に
コメントを入れることでフィードの上位表示を狙う
「テクニック」もあるそうですが、
これも接触頻度を狙った方法の1つです。が・・・
「コミュニケーション」でなく、もはや、
「テクニック」なので「共感」がありませんよね。
これだと逆に投稿が胡散臭くみえてしまい、
怪しさと違和感しか印象に残りません。
ビジネスにしろ、プライベートにしろ、
スマホやネットが普及し始めた
1980〜90年代から既に言われていたのが、
「過剰な」コミュニケーション時代を見据えた、
ツールではなく、
『ポジショニング』の確立。
それが結果的に自然と、
『ブランディング』へも繋がったりもするのですが、
SNSを本気で取り組むと定期的な投稿、コメント返し、
配信日時と広告の戦略と・・それこそ「ひと仕事」です。
また、その人のキャラ性も含めて、SNS上での
振る舞いやどんな対応をしているかでも結構、
その人の「ブランディング」にも左右されますが、
同時に油断しがちで怖いところ。
自分が把握している人数より、世界中でいつ、
どこで誰に見られているか分からないところです。
話を戻しますが、SNSでの反応を見て「分析と改善」をして
「ホットリスト」を育てることで最大効果を発揮します。
(あくまでビジネスとして考えた場合)
ホットリスト:いつも反応してくれたりいつでも連絡が取れる様な
関係性の深い相手。または、見込み客になり得る関係性。
その反対は、コールドリスト。無反応な相手。非顧客。
便利機能(おせっかい機能?)もどんどん増え、
使えば使うほど、本質を見失いそうになり
注意が必要ですが、接触頻度を増やそうとして、
うっかり、
スパム投稿になっていたりしませんか?
知ってもらう為の接触頻度は重要ですが、
コミュニケーションを・・というならば、
内容や投稿の頻度も重要だと思います。
ネットを駆使するのも良いですが、
基本へ戻って、敢えてリアルの場で交流する方が
実はシンプルでわかりやすく最も効果的かもしれません。
SNSは諸刃の剣。
自分も気をつけます・・・。